潜在意識と顕在意識について
人の意識には、『潜在意識(せんざいいしき)』と『顕在意識(けんざいいしき)』の2つが存在するって知っていましたか?
潜在意識は無意識な状態のことで、何も意識していなくても身体が無意識に行う行動のことを指しています。
これは『トラウマ』という例が分かりやすいと思います。
過去に起こった出来事が潜在意識の中にずっとあり、似た状況に陥ると身体が無意識に反応してしまうといった状態のことを言います。
そして、顕在意識は逆に表面意識と呼ばれ、意識して行う行動のことを指しています。
例を挙げると、
『食事をする』
『お風呂に入る』
など、『~すること』は意識していなければ行うことはできません。
これが『顕在意識』と呼ばれます。
この2つの比率は、
潜在意識:90%~97%
顕在意識:3%~10%
と言われています。
潜在意識と顕在意識についてはよく『海に浮かんだ氷山』に例えられます。
海上に浮かんで見える氷山部分が顕在意識で、海中に沈んでいて見えない部分が潜在意識です。
簡単に言うと、目に見えているもの(意識)は、全体のほんの少しだということです。